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著者は投資のことをよく理解している。ITに興味のないバフェットも今はこの分野を投資対象にせざるを得ない。その意味では、バフェットはあまりにコンサバティブ過ぎた面もあろう。ただし、高値つかみしなかったのは、ある意味では運がよかった面がある。また、米国の株式市場の成長期に投資家として居れたことも運がある。一方、いまの日本の株式市場は第二の上昇期にある。その点からみると、バフェット流のボトムアップ・アプローチで長期の上昇基調を取りにいく手法にあった投資環境であるともいえる。ITバブル崩壊を得て5年たった今こそ読み直すべき著作であろう。特に日本株への投資判断の基準も参考になる。
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最近、書店で株式投資関係の本棚を眺めると、バフェットやピーター・リンチなどのファンダメンタルで成功した投資家に関する本が増えてきたように思う。
前までは怪しげなチャート分析や推奨株リストを根拠もなしに並べるかトンデモ本ばかり並んでいたように思っていたのだが、さすがにビッグバンも進んで賢い投資家が増えてくると(というより賢い投資家しか最近のIT株式の下落に生き残れなかったのか(笑))、まがい物は売れなくなるものと見える。
しかし、この本は「バフェット」を題名に冠しているがその内容にはバフェットの投資法と相容れないものを含んでいる。
例えば、バフェットは自分の理解できない分野の銘柄には決して手を出さないが、彼は将来性がその時点ではバラ色だったIT関連株を推薦し、(P355〜P358)。投資しなければ「人生の敗者になる可能性にある可能性もあると強調しておきたい」とまで言い切っている。この本の執筆時点で(2000年)この著者はITの将来について正しく理解していない。
バフェットの投資について学ぼうと思う人にはもっと優れた著作があり、この本を買うメリットは全くない。逆に「自分はバフェットの投資学について充分学んだ」と思う人にとってはこの本を買って、自分の理解度を試し、なぜこの著者が失敗したかということを反面教師にするのが良いだろう。
それにしても最近この著者についての噂を聞かない。(HPは閉じられているし)一体どこで何をしているのだろう。
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本書は史上最高の投資家ウォーレン・バフェット氏の投資法に関して、日本人が書いた初めての書籍と言う触れ込みです。内容は、主に二つの部分に分けられ、全体8章のうち、7章が『バフェット投資法』に関するもの、それ以外の第六章『日本株への投資−バフェット投資法は通用するか』一章が、前記を応用し日本株に当てはめるというもの。
主要部分、『バフェット投資法』分析は巻末、参考文献に載っている二冊(『バフェットの法則』ジュニア ロバート・G. ハグストローム)と(『ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ』ジャネット ロウ)から、適当に抜粋した内容に近い。日本株への応用部分は、著者のフィルターを通してた投資法になってしまっていて、役に立ちにくい。分析対象銘柄はソニー、NTTドコモ。
良く纏められている部分もあり、値段も2冊買うより安いといえるが、ネタ元の本を買った方が良いだろう。
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ウォーレン・バフェットという人物はテクニカル分析を排除し、ファンダメンタル分析のみで企業の価値を分析し、価値有りと踏んだ企業の株を長期的に保有することによって巨万の富を得たことで有名です。一般投資家がバフェット氏の投資スタイルを参考にすることは極めて有意義だと思います。なぜなら、一般投資家は利益を確定させることに焦ってしまい、本来の資産運用という目的から遠ざかり、いつのまにかギャンブルになってしまう傾向が強いからです。それにしても、私のような「ギャンブラー」にとっては長期投資は精神的に苦行とも言える投資スタイルですが、これができるバフェット氏は、なるほどやはり只者ではないと思わせるものがあります。
2006年3月9日22時51分
時点のものです。





